
◎募集定員:80名(男女)
◎修業年限:2年
- 介護福祉士(国家資格)
- レクリエーション・インストラクター
- 全国手話検定4・5級
- 福祉住環境コーディネーター1・2・3級
- 高知県同行援護従業者養成研修一般課程
- 高知市指定移動支援従業者養成研修課程
- 手話奉仕員入門課程修了証

介護を学ぶ専門性の強いカリキュラムには、講義と実技・実習があり、最も時間を取っているのが、介護福祉実習です。県内の福祉施設など、介護の現場で実際に役割を受け持ちながらの滞在実習となり、ステップアップして3段階に臨みます。最後の実習では、介護福祉士という職業意識が学生たちの心身に浸透して、成長が実感できます。最近になって、介護福祉士をめざす実習制度が変わり、学校だけでなく、介護現場の指導者も教育指導に携わることが、より徹底されました。国に認められた施設でのみ実習できる仕組みで、本校の協力グループ施設もすでに認可済みです。また、介護過程という単位も内容が増えて、介護や福祉への「考え方」を十分に学ぶことが必須となりました。本校では、こうした制度の変化に、万全の態勢で対応しています。
福祉とは?介護とは?など介護福祉士になる為の感性を伸ばすカリキュラム内容。
◎ 科 目 |
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・人間の尊厳と自立 | ・介護過程A |
・社会の理解 | ・介護過程B |
・音楽 | ・介護総合演習A |
・日本語表現 | ・介護総合演習B |
・介護概論A | ・介護総合演習C |
・コミュニケーション技術A | ・介護福祉実習(第1段階・第2段階) |
・コミュニケーション技術B | ・認知症の理解 I |
・生活支援技術A(家政学) | ・発達と老化の理解 I |
・生活支援技術E(介護技術) | ・発達と老化の理解 II |
・レクリエーション活動援助法 I | ・障害の理解 I |
・レクリエーション活動援助法 II | ・こころとからだのしくみ I |
・手話 I | ・医学一般 I |
手話 I
レクリエーション活動援助法Ⅰ
更に専門性を高め、その人の思いや人生に寄り添う介護福祉士になる為のカリキュラム内容。
◎ 科 目 |
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・人間関係とコミュニケーション | ・手話 II |
・介護概論B | ・介護過程C |
・介護概論C | ・介護過程D |
・リハビリテーション論 | ・介護過程E |
・災害救護 | ・介護総合演習D |
・生活支援技術B(住環境) | ・介護福祉実習(第3段階) |
・生活支援技術C(調理) | ・認知症の理解 II |
・生活支援技術D(被服) | ・障害の理解 II |
・生活支援技術F(聴覚・言語) | ・こころとからだのしくみ II |
・生活支援技術G(知的・肢体・重複) | ・医療的ケア |
・生活支援技術H(視覚) | ・地域福祉論 |

生活支援技術H
医療的ケア
- 介護福祉士の資格取得方法は、どうなるのでしょうか?
- 介護福祉士の資格取得は、法改正により平成26年度(2014年度)入学生から国家試験(筆記試験のみ)に合格することが必要でしたが、 再度変更があり、平成27年度(2015年度)入学生もこれまで通り、学校を卒業すると無条件で資格取得が可能となってます。 また、国家試験を受験するように法改正している意味は、近年の介護福祉ニーズの多様化・高度化に対応した質の高い専門性が社会的に期待されているからです。つまり、これからの日本(特に高齢化率の高い高知県)における高齢社会に対し、中心となって支援する専門職なのです。

- 国家試験受験に向けて、学校としてどの様な対策をされていますか?
- 各教科合格に向けて授業内容は構成されていますので、毎回の授業を大切に、学習を積み重ねてもらいたいと思います。教員は個々の学生の能力に応じて適切に指導します
- 全く介護の事を知らないのですが…
- それは大丈夫です。あなたの人生や生き方の中で、すでに体験している事を“介護”の視点からみていくので、講義を重ねる中で“介護”が身近になり、どんどんわかってくるでしょう。
- 専門学校に入学してからの勉強の事が心配ですが…
- 介護福祉士になるべき道へと勉強は自然と誘導されていきます。介護は基本的に「人間」を対象とした奥深い分野です。入学時のスタートは皆さん一緒ですのでご安心ください。また個々の学生の能力に応じて適切に指導します
- パソコンの授業はありますか?
- あります。介護過程Eという教科がそうです。就職すると福祉現場でも介護記録や業務内容をパソコンで入力する事が多くなってきていますので、学生生活からパソコンに慣れるように指導していきます。
- 実習の期間はどれくらいですか?
- 1年次の10月に第1段階実習が2週間、1月に第2段階実習が3週間、2年次の6月に第3段階実習が5週間あります。実習は二人以上のグループで行い、第2段階からは介護福祉実習現場の特性とニーズに応じた実習となり、夜勤も入ってきます。

- 実習先はどの様に決まるのですか?
- まずは、本人に希望調査をとります。その上で地理的要因や施設の都合、体験状況に応じて先生のアドバイスを踏まえ、決定します。